個人教室へ生徒を集客する方法【ネット自動集客+対面で信頼構築】

ワーク

どうも、みっちゃんです。


フリーランスのプロ演奏家として生計を立てはじめて8年目です。
それと並行して個人で教室ビジネスを行っており、その月利益は現在30万円ほどです。
2021年初めの月利益は15万円ほどだったので、半年で倍増させることができました。

こんな方に記事を読んで欲しい
  • 現在個人教室や個人サロンを経営していて、売上に伸び悩んでいる方
  • 自分の趣味や特技を活かして、個人教室を運営して副収入を得たい方


こんな悩みをお持ちではありませんか?
  • 集客がうまくいかずに、生徒数がなかなか増えていかない
  • ネットを利用した生徒の集客方法を知りたい



そんな方へ向けて、個人教室へ生徒を集客する方法を解説していきます。
※教室を他のサービスに、生徒をお客様に置き換えても、使える知識だと思います。

個人教室へ生徒を集客する方法【結論から】

結論

  • ネット(オンライン)で自動集客
    → 見込み生徒を集めて、生徒候補生になってもらう
  • 対面(オフライン)で信頼構築
    → 生徒候補生をあなたの生徒にする

現代においてオンラインを活用することは絶対ですが、オンラインだけではダメです。
オンラインとオフラインをうまく組み合わせることが大事になります。

見込み生徒、生徒候補生とは

あなたが料理教室を運営しているとしましょう。

  • 見込み生徒:
    料理または料理教室に興味があり、情報を調べている人
  • 生徒候補生:
    入るならここがいいと思う選択肢の中にあなたの教室が入っている人

見込み生徒→生徒候補生→生徒になる3段階

〇認知段階
  • あなたの教室があることを知ってもらう・・・(1)
〇感情段階
  • あなたの教室に興味を持ってもらう・・・(2)
  • あなたの教室のことを覚えてもらう・・・(3)
  • あなたの教室に入りたい気持ちになってもらう・・・(4)
〇行動段階
  • あなたの教室に入ってもらう・・・(5)

(1)~(5)のうち、(4)まではほとんどオンラインの力を使います。
最終段階である(5)では、オフラインでの行動が必要です。

人は異なる3つ以上の方法で同じことを目にすると、それを運命だと感じる

この心理を働かせるためには、見込み生徒さんとの接触点たくさん作ることが必要です。


現代にはホームページの他にSNSなどのオンラインサービスがたくさん存在し、人によって使っているものも様々です。

より多くの見込み生徒さんに目にしてもらうためにより多くのサービスを利用し、まずは(1)あなたの教室があるということを認知してもらいましょう。


どのようなサービスがあるかとその特徴や利用価値については後ほど説明します。

生徒候補生になってもらうために、あなたの教室の生徒になる価値を伝えよう

見込み生徒さんは自分の欲しいスキルが身につけられるか教室に通う自分の姿を想像して、どの教室に入るかを考えます。


そのためには、他の教室にはないあなたの教室の強みや授業の充実度を伝え、見込み生徒さんが欲しいスキルが身につくことをアピールしましょう。


また教室の雰囲気や授業の様子を伝えることで、見込み生徒さんが将来教室に通う姿を想像できるようにしましょう。


そうすることで見込み生徒さんの中で(2)あなたの教室に興味を持つ人が現れ、その人たちが情報を継続的に見ることで(3)あなたの教室のことを覚え、(4)あなたの教室に入りたい気持ちになり、いつの間にか(自動的に)あなたの生徒候補生になっていきます。


これらの工程についても引き続きオンラインサービスをメインに利用します。

ネット集客のメリットは2つ:無料で利用できる・自動集客装置になる

従来の集客と言えば費用のかかるポスティング、広告掲載、また足で稼ぐ営業活動などだったでしょう。


これから紹介するオンラインサービスは、ほとんどが無料で利用できます。


また、これらは最初に土台さえ作ってしまえば、確かに定期的な更新作業が必要にはなりますが、営業活動に比べればそれに使う時間も労力もかなり少なく済むはずです。

更新作業をしていない間も常に集客する仕組みが働く=自動集客装置となります。


費用対効果、時間対効果の両面において優れているのがネット集客の力です。

余談1・・・教室の強みについて

教室の強みは自分の最も得意とするものでも構いませんが、より多くの見込み生徒のニーズとマッチすることが重要です。

そのためには市場調査(マーケティングリサーチ)が必要です。

余談2・・・検索されるキーワードを意識する

見込み生徒さんは教室を探す際にどのようなキーワードでウェブ検索するでしょうか?


例えば、ある地域にある韓国料理教室を探すとしましょう。

「料理教室 地域名 韓国料理」などと検索することが予想されます。


この検索結果(しかもなるべく上位)にあなたの教室のホームページが出てきて初めて見込み生徒さんに認知してもらえることになります。


そのためには、検索されるキーワードを意識した教室のコンセプトやキャッチコピー、プログラム作りが必要です。

余談3・・・大手教室との争いは避ける

今この記事を見ている方の多くは個人教室を運営しているか、したい人だと思います。


あなたの個人教室に生徒を集客する際に懸念されるのが競合に勝てるかという問題です。

特に料理教室やパソコン教室などは大手教室が参入しており、まともに争っては負けてしまいます。


基本的に大手や他の競合とは争いを避ける戦略を取るのがいいです。

具体的にはニッチな市場を狙うなどです。


上記の3つの余談に関する詳しいことは「生徒集客力の高い個人教室コンセプトを考える方法【3ステップ】」で解説していますので、こちらも是非お読みください。

生徒候補生があなたの生徒になるための最後の一押しは、対面で信頼構築すること

ここまでの工程で見込み生徒の中から生徒候補生、つまりあなたの教室に入りたい気持ちになっている人のみに絞られていることになります。

あなたの教室に入ることに前向きな人たちに入会を勧めるわけなので、獲得できる確率が非常に高いです。

そして入るか入らないかの最終判断は、先生、つまりあなたとの相性・フィーリングにほぼ委ねられます。

こればかりは百見は一会にしかず、実際に会ってコミュニケーションを取るしか確かめようがありません。

誠実に接しましょう

誠実とは、考えや言葉、行動に矛盾がないことです。


嘘は簡単に見破られます。

その場では運良く誤魔化せてもいずれバレてしまいます。

せっかくあなたの教室が良いと思って来てくれたのに、一つの不誠実さで信用や好感を一気に失うことになりますので、注意しましょう。


身なりや清潔感も大事です。

生徒候補生の抱える悩みを親身になって聞き、明確な解決策を示す

先ほど、見込み生徒さんは自分の欲しいスキルが身につけられるかと教室に通う自分の姿を想像してどの教室に入るかを考えると書きましたが、生徒候補生の方があなたの教室を訪れるのにはもう一つ大事な理由があります。


それはあなたの教室に入ることによって、自分の欲求が満たされ、自分の持つ悩みが解消されるか、ということです。


そのためには、生徒候補生の方がどんな欲求や悩みを持っているかを親身になって聞き、相談に乗ってあげましょう


そして、これに対して明確な回答・解決策を示すことができれば、きっと(5)あなたの教室に入ってくれるはずです。

興味があれば体験授業を受けに来るだろうは大きな間違い

広告・宣伝したので、あとは見込み生徒が来るのを待つだけって方は多いですが、それは甘い考えです。


逆に言えば、この段階になって初めて体験授業を受けてもいいという気持ちになるということです。

それくらい実際に人と接することになる体験授業は見込み生徒さんにとってはハードルが高いということになります。


オンラインをメインに地道な広報活動を行うことが生徒を集客するのに大事だということがおわかりいただけたと思います。

生徒集客に欠かせないオンラインサービスを簡単にご紹介!

個人教室への生徒集客に欠かせない、利用価値のあるオンラインサービスを簡単にご紹介します。


それぞれの活用方法・運用方法の詳細はまた別の記事で解説していきたいと思っています。
あなたの教室の集客に向いていそうで、かつ運用しやすそうなものから順にはじめてみましょう。

ホームページ

教室のホームページは「顔」となるものですので、必ず作りましょう。

WixやJimdoなどの無料ホームページサービス(有料プランもあり)を利用するか、独自ドメインを取得して自作または業者に頼んで作ってもらうという選択肢があります。

とりあえずあればいいなら無料ホームページサービス、ブランディングを意識するなら独自ドメインのホームページがいいと思います。

ちなみに私は全て自作しています。
ご興味があればご相談ください。

ホームページやサイト設計などの詳しいことは「教室ホームページへ集客した見込み生徒を逃さず獲得できるサイト設計」で解説していますので、こちらも是非お読みください。

SNS

SNSはスマホだけで気軽に情報を発信できるところに最大のメリットがあります。

たくさんのサービスがありますので、利用者数の多い有名なものをピックアップします。

最低でも1つは使いましょう。

できれば下記に示すものは全部やりたいところです。。。

Twitter

140字以内のテキストに4枚までの写真付けて発信できます。

手軽に更新できるので、日々の活動報告やプチ情報などを発信するのに適しています。

Instagram

写真投稿がメインの利用者数の最も多いSNSです。

1投稿に10枚まで写真を付けられます。

教室の雰囲気や授業の様子などを伝えたり、画像を使ったワンポイントアドバイスを投稿したりするのに適しています。

Facebook

Twitterよりも多くのテキスト情報を投稿したい時に使います。

詳細な活動報告やイベント情報の発信などに適しています。

上2つに比べると手軽さは少し落ちる。

InstagramはFacebook傘下のサービスのため両者は連携が取りやすいのがメリット。

また独自のFacebook広告(有料)を出せるのも強みです。

YouTube

動画投稿サービス。

教室のPR動画や授業自体を動画で配信することできます。

スマホのみでも動画撮影、編集、アップ可能ではあります。

TikTok

こちらも動画投稿サービスで有名ですね。

今は3分までの動画を投稿できます。

YouTubeに比べて手軽に使えます。

LINE公式アカウント

見込み生徒とより近いコミュニケーションツールとして利用します。

無料プランではメンバーへの一斉送信と個別トークが可能です。

メルマガ

LINE@で事足りますが、メールアドレスを取得できるのがメリットです。

ブログ

はてなブログやアメブロなどの無料ブログサービスとホームページと同様に独自ドメインを取得して作成することが可能です。

この私のブログは独自ドメインを取得し、ワードプレスを使って作成しています。

ホームページと連動して使うのがオススメです。

無料のホームページサービスにも、ブログ機能が付いています。

MEO(地図エンジン最適化)

MEOとは地図エンジン最適化(Map Engine Optimization)のことで、簡単に説明するとGoogleマップ(もしくは他のマップサービス)に登録した教室情報をウェブローカル検索で上位表示させるための対策のことです。

Googleマップへ自分の教室を表示させるには、まずGoogleマイビジネスに自分の教室を登録するところからはじめます。

インターネット広告

広告費が多少かかりますが、紙媒体に広告掲載するよりも多くの見込み生徒からリーチできる可能性を秘めています。

リスティング広告

Google広告、Yahoo!広告がこれに当たります。

ウェブ検索結果に表示される検索連動型広告と、各種メディアやブログなどにバナーが表示されるディスプレイ広告があります。

クリック課金制が一般的で、1クリックあたりの金額はキーワードによって異なりますが、比較的安い料金で成約に近い見込み客にリーチすることができるため、オススメです。

SNS広告

Facebook広告やInstagram広告、Twitter広告などがこれに当たります。

見たことがある方が多いと思いますが、タイムラインに広告が表示されるものです。

インフルエンサー広告

YouTuberやSNSフォロワー数の多いインフルエンサーに宣伝を依頼するものです。

価格はピン切りですが、交渉次第ですね。

相手にもメリットがあれば安く依頼することも可能かもしれません。

スキル販売サービス

あなたのスキルや時間を売ることのできるサービスです。

生徒募集から授業料の受領までの工程がサービス内で完結します。

基本無料で利用でき、あなたのサービスが売れた時に手数料が差し引かれた報酬が入る仕組みです。

手数料が高いのがデメリットですが、サービス利用者が付いていることもメリットです。

ホームページを作成するのも面倒、気軽に人に教えたいという方にはこれらのサービスが合っています。

ココナラ(coconala)

TVCMやってるので知ってる方も多いはず。

この手のサービスでは一番利用者数が多いです。

オンライン授業が可能です。

対面での授業を行う場合はココナラミーツを利用することになります。

ココナラ

タイムチケット(TimeTicket)

自分の時間をチケットとして売り出すサービスです。
悩み相談などのチケットを売り出すことも可能です。

タイムチケット

ストアカ(ストリートアカデミー)

趣味や習い事などの講座を開催することができるサービスです。

個人や企業が主催する講座・教室・レッスン・ワークショップが31,000件以上、利用者数33万人以上。

ストアカ

その他のサービス

ジモティー

地域を特定して投稿できる無料掲示板サービスです。

教室生徒募集の投稿が可能です。

ジモティー

つなげーと

サークルメンバー募集サイトです。

掲載サークル数2万件以上、趣味のサークル探しと友達・仲間づくりができるサービスです。

基本無料で利用できます。

つなげーと

従来のオフライン集客方法の中で利用価値のあるものとは?

最後に従来のオフライン集客についても少し触れておきたいと思います。


基本的にはコスパが悪いため、必要に応じてという感じでいいと思います。

チラシ

チラシを作ること自体はラクスルなどを利用することで本当に安くできます。

ただチラシを見ただけでこの教室に入ろうとはなかなかなりません。

チラシで重視すべきことは、ホームページやSNS、メルマガ登録などへの誘導をしっかり行うことです。

またあなたの教室を特定地域に根差していくには効果を発揮することがあると思います。

ポスティングはコスパが悪いので、チラシを無料で置かせてもらえる場所を探すのがいいと思います。

ポスター

ポスターもチラシと同様の利用を行います。

作る前には無料で貼らせてもらえる場所があるかどうかを調査しておきましょう。




この記事は以上になります。
最後まで見ていただきありがとうございます。
今後も教室開業や集客に関する記事を書いていきますので、よろしければ是非ご覧ください。

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