どうも、みっちゃんです!
今回は株で儲けてマンションを2棟建て、今でも儲け続けている元サラリーマンの70代男性Aさんに取材をしてきましたので、それについて書いていきたいと思います。
- 現役で株で儲け続けているその投資手法とマインド
- これから株をはじめる方へのアドバイス
なお、筆者のみっちゃんはFX取引を5年以上続けていますが、株を含めた他の投資取引経験は一切ありません。
取材を受けて頂いた方も私が株の知識がないことを考慮してわかりやすいようにお話しくださいましたので、私と同じように知識がない方でも飲み込みやすい内容となっているはずです!
※株に関する知識が乏しい為、文章では勉強不足により間違った表現があるかもしれません、ご了承くださいm(_ _)m
Aさんのスペックや生活ぶりなど
Aさんと私の関係
私の本業の関係で知り合った方で、かれこれ5年近い付き合いがあります。
ご自宅にもよくお邪魔させて頂いてまして、歳は親子ほど離れていますが親しい間柄です。
Aさんのスペック
言葉が悪いかもしれませんが、本当にその辺にいる一般人です(笑)
中学生の時にお父様の転勤により田舎から上京し、高卒で就職するも長続きせず、職を転々としていたそうです。
最終的には有名企業(メーカー)に定年まで勤めていましたが、そこまで偉い役職に就いていたわけでもなく、現場仕事をしていたようです。
Aさんの現在の生活ぶり
仕事を退職してからは、年金に加え、所有する株の配当と建てた2棟のマンションの不動産収入で生活されています。
いたって普通の住宅に住んでいて、良い服を来てるわけでもなく、良いものを身に付けているわけでもありません。
国内旅行は年に数度しているようですが、豪遊しているような感じではありません。
車も軽自動車で、とても成功者のようには見えません。
でもこの欲のない生活感こそが株で儲けているAさんのマインドに通じていると思います。
株を始めるきっかけから成功まで
この章のポイント!
- 株を買うのは老後資金を貯めるためで、大きい資産を築くためではない
- 貯金をする余裕があるなら、株を買った方がいい
株を始めるきっかけ
20年ほど前から株を始めたそうです。
きっかけは老後資金を貯めるためだったそうです。
大きな野望を持っていたわけでもなく、一攫千金を狙ってというわけでもなく。
その方が口癖のように私に言うのが、
「貯蓄する余裕があるなら、株を買った方がいい。」
という言葉です。
株で大成功を収めた今でもそのマインドは変わっていないようです。
株を始めた当時
最初はミニ株というものから始めたそうです。
株は通常100株単位でしか買えないようですが、ミニ株の場合はそれ以下の数でも買えるため少額で株式投資ができるというものです。
やはり初めは失敗もしたそうです。
Aさんはとても勉強家の方で、当時株に関する書籍はかなり読んで勉強したようです。
学んだことを実践しては失敗し、別の方法を試し失敗しを繰り返すうちに、自分の投資方法を確立したそうです。
現在の株式投資資産額
現在Aさん自身が保有する株のデータを見せてもらいましたが、その資産額は億を超えています。
その他に株を売ったことによる利益でマンションを2棟建てています。
さらにご家族に毎年生前贈与をされており、それを元にご家族の名義でも株を所有されています。
株式投資の手法
この章のポイント!
- 現物取引での長期投資
- 会社四季報と自分のルールを照らし合わせて買う銘柄を決める
- 好感が持てる、応援したい企業の株を買う
- 長期投資では配当の他に株主優待が良い
- 株を売るのはまとまった現金が必要になった時だけ
現物取引のみ
要は自己資産で買える額の投資しかしないということです。
例えばある株を100万円で買ったとして、その株の価値が0円になれば買った100万円は残りませんがそれ以上の損失を被ることはありません。
現物取引なら失敗しても借金を背負うような事態にはならないということですね。
手法はずばり長期投資
これを手法と呼んでいいかはわかりませんが、Aさんは長期投資で儲けています。
「買ったらあとはひたすらその株を持ち続ける」
これが基本的なAさんの手法です。
自分のルールに則って売り買いする銘柄を決める
Aさんのルールは公開できませんが、30項目ほどのルール(条件)があり、それに当てはまる銘柄を買うそうです。
またそれに当てはまらなくなった銘柄を売ることもあるようですが、その頻度は少ないとか。
欠かさないのは会社四季報のチェックと世界情勢について
Aさんは毎日パソコン画面に張り付いて株の売買を行うようなことは一切していません。
「そんなことしてたら他のことが何もできないし、頭がおかしくなる」
とおっしゃっていました。
株に関することでAさんが欠かさないことがあり、その一つが四半期毎に刊行される会社四季報をチェックすることです。
それを見ながら自分のルールとの照らし合わせを行い、新規銘柄の購入や買い増しを行うそうです。
▼Aさんおすすめ本▼
また日本経済新聞などの新聞や、新しい本はかなりの数読まれています。
今読み進めている本の他に、その後に読む本が少なくとも数冊家にストックされているというような状態です。
政治・経済のジャンルが多いようですが、書店で気になった本を手当たり次第買っているようです。
好感が持てる、応援したい企業の株を買う
一つ実例を挙げてお話しすると、2011年の東日本大震災の際、ディズニーランドのスタッフ対応が素晴らしかったという報道がされた記憶があるかと思います。
それを見て、「好感が持てる、応援したいと思い、これは伸びるな」と考え、オリエンタルランドの株を購入したそうです。
当時購入した際の株価は2,000円ほどだったのが、2020年年初には16,000円を超えていたとのこと。
約10年で8倍、見事に読み(というより勘に近い?)が当たったことになります。
株の配当以外に株主優待が良い
その株を所有する限り、配当の他に株主優待が届きます。
例で挙げたオリエンタルランドの場合は、ディズニーランドの株主用パスポートというのが来るそうです。
また長期保有者にはプラスアルファの株主優待があるとのこと。
それだけでも株を持っている価値があるとAさんは言います。
株を売るのは基本的に現金化が必要な時だけ
「株を売るのは基本的にまとまった現金が必要になった時だけ。」
具体的には記事タイトルで書いたマンションを建てる際です。
マンションを建てた理由について尋ねると、
「家族に資産を残すため」
とおっしゃっていました。
やはり基本は「買ったら持ち続ける」のようです。
株式投資におけるマインド
この章のポイント!
- 株価は基本的に右肩上がりだから、買ったら持ち続ける
- 株の価値がなくなるような事態は稀なこと
- 例え天災や経済危機が起こっても持ち続けるだけ
- 投資するのは明日なくなっても問題のない額だけ
- 自分のキャパを超えた投資をしない
株価は基本的に右肩上がり
「株は基本的に右肩上がりだから、持ち続ければいい」
取材の中でこの言葉が一番印象的でした。
FXしか投資を知らない私にとっては、何か不思議な感覚にもなりました。
「右肩上がりにならなきゃ、企業としての本質が損なわれている。」
確かになとは思います。
株の価値が無くなるような事態は稀なこと
Aさんはまたこう仰っています。
「会社が倒産して買収もされなければその株の価値がなくなる可能性もあるが、それは稀なこと」
天災や経済危機が起こっても持ち続けるだけ
2020年は新型コロナウイルス感染症がありました。
「東日本大震災の際の3倍もの下落だった」
とAさんは仰います。
「そういう時に焦って売ってはダメだ、気にせず持ってなきゃ。
本当に賢いトレーダーはこういう時こそ買うチャンスを狙っている。
私はそこまで貪欲には買わないけどね(笑)
自分のルールを忠実に守るだけ。」
事実日経平均株価は今ほぼ値を戻しており、海外に目を向けると米ナスダックは史上最高値を更新してさえいる状況です。
株を購入するのは明日無くなっても何の問題もない額だけ
株価が急落しても余裕でいられるのには理由がある。
「自分のキャパを超えた、見合わない額を投資してしまうから失敗する。
私はそのお金が明日0になっても生活に何の影響も及ぼさない額しか投資しない。」
これは形は違えど投資をする私も非常に頷けることながら、大多数の投資家ができていないことではないかと思います。
これから株式投資をはじめる方へアドバイス
貯金ができる余裕があるなら、少額からはじめてみると良い
記事の最初の方に書きましたが、私に対してもよく言うAさんの口癖のような言葉です。
ミニ株やプチ株から
「とにかく余裕のある範囲で、無くなってもいいという気持ちで」
レバレッジをかけた取引はダメ
株の世界では「信用取引」と言われるようです。
わかりやすく表現するなら、証券会社からお金を借りて投資をするということです。
自己資金を超えた取引を行うことになるので、損失リスクが出てくるということになります。
Aさんは先にも書いた通り、現物取引しか行いません。
▼FXにおけるレバレッジの解説はこちらの記事▼
まとめ
実績があるからこそ、凄く頷けるお話しでした。
私も今すぐAさんに弟子入りして株をはじめたいところですが、まずはその資金を貯めることからはじめたいと思います(笑)
※株は確実に儲かる、儲かることを保障する、という記事ではありません。
※株式投資を行う際は全て自己責任でよろしくお願いいたします。
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