人間生きてりゃ勝ち!みっちゃんです!
前回の記事「【5年間FXやって得た教訓】【FXはじめる前に絶対知るべき】レバレッジという仕組み」では、少ない資金で大きな利益を生み出せるレバレッジという仕組みについて、具体例を用いながらわかりやすくご説明させていただきました。
まだ読んでいない方は是非読んでくださいね!
さて第2回となるこの記事は、「ポジションと取引の流れ」についてです。
前回の記事に引き続き、これからFXをはじめる・はじめたい方へ向けての、はじめる前に必ず知っておいていただきたい内容になっております。
小学生でも理解できるくらい、わかりやすい説明を心がけていますので、ぜひご覧になって頂けると嬉しいです。
本編の前に・・・

FXはじめようかな・・・でもやっぱりやめておいた方が・・・
前回の記事では、FXに対する期待とともに不安を抱いた方が多いのではと思います。
それでいいと思います!
えいやー、ではじめた私は失敗を繰り返したわけですから(笑)
はじめる前に、そのもやもやを解消していきましょう!
その為にはFXの仕組みをもう少し深く知っておく必要がありますね。
ここからは専門用語の説明が増えていきます。
FX、広く言えば投資の世界は、何の情報を取りにいくにも専門用語だらけです。

専門用語? 無理・・・
ご安心ください、少しずつ理解できれば大丈夫です。
覚えようとしなくていいです、実際に取引するうちに自然に覚えていきます。
なんだっけ?・・・と思ったら私の記事を見返してください!笑
さー頑張っていきましょうか!!
空売り~FXは持っていない外国通貨を売ることができる?
前回の記事の例ではみなさんが理解しやすいように、ある外国通貨の価値が低い時に買って、時間が経ってその価値が高くなったらそれを売って利益を得るという説明をしてきましたが、その逆の取引も可能なことをご存じでしょうか?
その逆とは、ある外国通貨の価値が高い時に売って、時間が経ってその価値が低くなったらそれを買い戻して利益を得る、ということです。
持っていないはずの通貨をいきなり売ることができます。
これを売りから入るまたは空売りと言います。

持っていない通貨を売る・・・あんた何言ってるの?
私も同じことを思いました(笑)
こう考えてみてください。
FX会社からある外国通貨を借りて、それを売る。
これでもわかりにくいですよね、下記例ならいかがでしょうか?
1米ドルが100円の時に、
- FX会社から1米ドル紙幣を1枚借ります。
- その1米ドル紙幣を売って、100円を手に入れます。
時間が経って1米ドルが90円になった時に、
- 90円で1米ドル紙幣を買います。
- 買った1米ドル紙幣をFX会社に返します。
結果的に、10円の利益が出ました。
これなら理解できますね!
ロングとショートとは
女の子の髪型の好みではありませんよ(笑)
FXにおいて、ロング・ショートという言葉の意味は「長い・短い」ではありません。
- ロング: 買い注文を行うこと。
ロング=買いとも言う。
Lと略されることがある。 - ショート: 売り注文を行うこと。
ショート=売りとも言う。
Sと略されることがある。
なぜロングやショートという言葉を使うのか?
正確な答えは専門家や詳しい方でもよくわからないようです(笑)
一説によると、
・通貨の価値が上がるのには時間がかかる(=ロング)ので、買い取引では利益を得るのに長く(=ロング)待たなければならない。
・通貨の価値が下がる時は速い(=ショート)ので、売り取引では利益を得るのにかかる時間は短い(=ショート)。
ということのようです。
実際の取引では、通貨価値が急上昇することもあれば、ダラダラ下がることもありますので、ご注意ください。
ポジションと取引の流れ
ポジションは建玉(たてぎょく)とも言われます。
ポジションは普段の生活では「位置」という意味で使われると思いますが、そこからも連想しやすいかもしれません。
またポジションという言葉だけで使われるというより、ポジションを保有している(持っている)や解消するというように使われることが多いです。その方が日本語的にも理解しやすいと思います。
- ポジションを保有している:
外国通貨を売買している状態のこと - ポジションを解消する:
保有していたポジションを決済すること
たぶんわかりにくいと思いますので、前項のロングとショートも含めて具体例で解説していきます。
- 1米ドルが100円の時に、1,000米ドルをロングした(買った)
→ 1,000米ドルのロング(買い)ポジションを保有 - 時間が経って1米ドルが101円になったので、1,000米ドルを決済した(売った)
→ 1,000米ドルのロング(買い)ポジションを解消
- 1米ドルが100円の時に、1,000米ドルをショートした(売った)
→ 1,000米ドルのショート(売り)ポジションを保有 - 時間が経って1米ドルが99円になったので、1,000米ドルを決済した(買った)
→ 1,000米ドルのショート(売り)ポジションを解消
ちなみにポジションを日本語で言い換えると、持ち高なんて言われるようです。
上記例の1を新規注文(エントリー)と言って、2を決済注文(クローズまたはポジションクローズ)と言います。
新規注文してポジションを保有→決済注文してポジションを解消という流れで取引が進みます。
また、1・2の注文が成立することを約定(やくじょう)と言います。
約定は難しい言葉ですね、でも取引しているうちに見慣れてくるのでご安心ください。
まとめ: 取引フローチャートでおさらい
もう頭いっぱいですね、今回はこれくらいにしておきましょう。
まとめとして、今回学んだ用語を用いてFXの流れをフローチャートで表してみます。
新規注文(エントリー)
・買い(新規)注文
・ロング, L
・売り(新規)注文
・ショート, S
↓
新規注文成立 = 新規約定
↓
ポジション保有期間
・買いポジション
(ロングポジション)
を保有
・売りポジション
(ショートポジション)
を保有
↓
決済注文(クローズ)
・買い決済(注文)
・買いポジション
(ロングポジション)
を解消
・売り決済(注文)
・売りポジション
(ショートポジション)
を解消
↓
決済注文成立 = 決済約定
↓
損益確定
次回はロスカットについて、詳しく解説したいと思います。
お疲れさまでした!
コメント