どうも、みっちゃんです!
- スマホでFXの取引ってできないの?
- どの会社の取引ツールが使いやすいんだろう・・・
現在スマホでFXトレードできるように専用アプリを持っているFX会社が非常に多いです。
今回はFX会社大手のDMMFXが提供するスマホアプリのホーム画面とレート一覧画面についてわかりやすく丁寧に解説していきます。
取引画面にわからない言葉がたくさん並んでいて取引したくてもできない、と思っているFX初心者さんにはぜひ活用して頂きたい記事になっています。
この記事では操作方法をメインに誰にでもわかりやすく解説してますが、過去の記事で説明したFX用語は簡単にしか説明していないところもありますので、より詳しく知りたい、読んでもわからないという方は過去の私の記事をぜひ読んでみてくださいね!
なお本記事に使用している写真はFX体験アプリDMMFXバーチャルのものですが、本取引用スマホアプリの操作画面と基本的に変わりませんのでご了承ください。
ホーム画面の説明
ログインするとホーム画面が表示されます。
上の方から順番に説明していきます。
- 建玉可能額:
建玉(たてぎょく)=ポジションのことです。
ポジションを保有するのに使用できる証拠金の上限額です。 - 約定評価損益:
保有するポジションの未確定損益です。
通常使われる評価損益という言葉をより丁寧に表しているという認識で大丈夫です。 - 証拠金維持率:
純資産額に対する必要証拠金の割合で、純資産額÷必要証拠金×100%で計算されています。
ロスカットの基準となる数値なので大事です。 - 純資産額:
預託証拠金(自分が口座に預け入れた資金)に評価損益を足したものです。
その下の枠に囲まれている部分は、各画面へ移動するためのボタンになっています。
- レート:
各通貨ペアのリアルタイムレート一覧画面へ移動します。 - トレード:
トレード(取引)画面へ移動します。 - チャート:
チャート画面へ移動します。 - 入出金:
口座に資産を預け入れたり、引き出したりするために使用します。
※上図はDMMFXバーチャルの画面の為、グレーアウトしています。 - マーケット:
ニュースや経済指標などを見ることができます。 - スワップ/証拠金:
各通貨ペアの必要証拠金やその日のスワップポイントを確認することができます。 - 本取引口座開設(DMMFXバーチャルの機能です):
本取引を行うための口座開設案内ページ(ウェブサイト)へ移動します。
※本取引アプリでは「他サービス簡単申し込み」というボタンが配置されています。 - お問い合わせ:
お客様サポートページ(ウェブサイト)へ移動します。
レート一覧画面の説明
ホーム画面の「レート」ボタンをタップすると、レート一覧画面へ移動します。
レート画面には各通貨ペアのリアルタイムレートなどの情報が表示されます。
※上記画面の下に配置されたメニューバーからも各画面へ移動できます。
通貨ペア
左側に表示されているのが通貨ペアです。
FX取引は通貨の売り買い(両替)なので、必ず通貨間の取引となります。
どの通貨間で取引を行うかを表すのが通貨ペアです。
一番上のUSD/JPYを例にして解説します。
国旗のマークでわかると思いますが、USDは米ドル(アメリカドル、USドル、ドル)、JPYは日本円(円)を表します。
通貨ペアであるUSD/JPYは米ドルと日本円との取引を指し、日本では一般的に「ドル円」と呼ばれます。
通貨ペアの左側に表示される通貨を主軸通貨もしくは基軸通貨と呼びます。
通貨ペアの右側に表示される通貨を決済通貨と呼びます。
USD/JPYを買う(USD/JPYの新規買い注文を行う)場合、決済通貨である日本円を使って(売って)、主軸通貨である米ドル円を買う、という取引になります。
米ドルは各国の通貨の基準として用いられ、世界中で最も取引に利用されている通貨です。
~ドルという通貨は世界中にたくさんありますが、日本で単にドルと言ったら米ドルを指します。
DMMFXで取引可能な通貨
DMMFXで取引可能な通貨 全9種類
- EUR:ユーロ
- GBP:英ポンド(イギリスポンド、ポンド、ケーブル)
- AUD:豪ドル(オーストラリアドル、オージー)
- NZD:NZドル(ニュージーランドドル、キーウィ)
- USD:米ドル(アメリカドル、USドル、ドル)
- CAD:加ドル(カナダドル、キャンドル)
- CHF:スイスフラン(フラン、スウィシー)
- ZAR:南アランド(南アフリカランド、ザール)
- JPY:日本円(円)
上記は通貨ペアを表記する際の並び順で書いています。
DMMFXで取引可能な通貨ペア
通貨ペアは下記ルールに従って、表記の際の並び順が決まっているそうです。
ユーロ>英ポンド>国旗左上にユニオンジャック(英国旗)が入った国>米ドル>先進国通貨>新興国通貨>日本円
なのでUSD/JPYがJPY/USDという表記になることはありません。
DMMFXで取引可能な通貨ペア 全20ペア
<ドルストレート 7種>
- EUR/USD:ユーロ/米ドル(ユーロドル)
- GBP/USD:英ポンド/米ドル(ポンドドル)
- AUD/USD:豪ドル/米ドル(オージードル)
- NZD/USD:NZドル/米ドル(キーウィドル)
- USD/CAD:米ドル/加ドル(ドルカナダ)
- USD/CHF:米ドル/スイスフラン(ドルスイス、ドルフラン)
- USD/JPY:米ドル/日本円(ドル円)
<クロス円 7種>
- EUR/JPY:ユーロ/日本円(ユーロ円)
- GBP/JPY:英ポンド/日本円(ポンド円)
- AUD/JPY:豪ドル/日本円(豪ドル円、オージー円)
- NZD/JPY:NZドル/日本円(NZドル円、キーウィ円)
- CAD/JPY:加ドル/日本円(カナダドル円)
- CHF/JPY:スイスフラン/日本円(スイス円、フラン円)
- ZAR/JPY:南アランド/日本円(ランド円、ザール円)
<ユーロクロス 4種>
- EUR/GBP:ユーロ/英ポンド(ユーロポンド)
- EUR/AUD:ユーロ/豪ドル(ユーロオージー)
- EUR/NZD:ユーロ/NZドル(ユーロキーウィ)
- EUR/CHF:ユーロ/スイスフラン(ユーロスイス、ユーロフラン)
<ポンドクロス 2種>
- GBP/AUD:英ポンド/豪ドル(ポンドオージー)
- GBP/CHF:英ポンド/スイスフラン(ポンドスイス、ポンドフラン)
ドルストレート(ストレート通貨)とクロス円などのクロス通貨
通貨ペアのうち、米ドルが入っているペアをドルストレートと呼びます。
ドルストレート以外の通貨ペアで、日本円が入っているものをクロス円、ユーロが入っているものをユーロクロス、英ポンドが入っているものをポンドクロスと呼びます。
通貨の取引というのは世界の基準の通貨である米ドルを介して取引が行われています。
米ドルが入った通貨ペアは、米ドルと直接(=ストレート)取引できます。
ドルストレートをストレート通貨と呼ぶこともあります。
一方、クロス円やユーロクロスなどの通貨ペアをまとめてクロス通貨(または合成通貨)と呼びます。
クロス通貨の場合には、基本的に米ドルを介して(クロスして)取引が行われています。
例えばEUR/JPYの新規買い注文を行う場合、実際にはまず①決済通貨である日本円を使って(売って)米ドルを買い、②その米ドルを使って(売って)主軸通貨であるユーロを買う、という取引の流れになります。
通貨ペアの表示・非表示設定
初期設定ではレート一覧画面に全通貨ペアが表示されていますが、取引しない通貨ペアの情報を非表示に設定することができます。
レート一覧画面の右上にあるボタンをタップします。
各通貨ペアの右側にあるスライドボタンをタップすると、緑(表示)から白(非表示)に変わります。
設定を変更したら画面下にある「設定」ボタンを必ずタップしてください。
「設定」ボタンをタップせずに端末の戻るボタンなどで画面を移動してしまうと変更が反映されませんのでご注意ください。
また通貨ペアの並び順を変更したい場合には、一番右側の並び順のボタンをタッチした状態で上下にスライドすることによって、入れ替えることができます。
同じく設定を変更したら画面下にある「設定」ボタンを必ずタップしてください。
Bid・Askとスプレッド
Bidは売レート(売る時のレート)、Askは買レート(買う時のレート)を表します。
FX取引では買レートと売レートに差があり、それをスプレッドと言います。
スプレッドはBidとAskの間にある丸で囲われた数字で確認できます。
FX取引は必ず買い注文をしたら決済時は売り注文、売り注文をしたら決済時は買い注文をすることになりますので、スプレッド分は損する(FX会社に支払う)ことになります。
スプレッドはFX会社の取り分となり、トレーダーにとって実質の取引手数料となります。
スプレッドは通貨ペアによって異なり、また同じ通貨ペアでもFX会社によって設定値が異なります。
またスプレッドは原則固定されていますが、状況に応じてFX会社が設定値を拡げることが可能なため、流動的な値だということを覚えておきましょう。
リアルタイムレートの見方
Bidの下に表示されているのが売りのリアルタイムレート、Askの下に表示されているのが買いのリアルタイムレートです。
リアルタイムレートは常に動いており、一定間隔で更新されています。
レート更新間隔は初期設定では3秒になっていますが、最高で1秒にまで縮めることが可能です。
※レート更新間隔の変更方法は後ほど説明します。
上図のように、リアルタイムレートがその瞬間上がると赤△、下がると青▽がリアルタイムレートのすぐ上に表示されます。
レートに表示される数値は、主軸通貨(通貨ペアの左側)1通貨単位に対して、決済通貨(通貨ペアの右側)では現在いくらであるかを示していますので、レート数値は決済通貨の方の単位になります。
例えば上図のUSD/JPYの売レートを見てみましょう。
USDの1通貨単位は1米ドルです。
USD1米ドルに対して、日本円が107円20銭だということを表しています。
※1円=100銭
前日比、高値、安値
- 前日比:
レートの現在値と前(営業)日終値の差です。
数値の前に何もついてなければ現在値が前日終値よりプラスになっていることを、”-“がついていたらマイナスになっていることを示します。 - 高値:
当日の売レートの最高値です。 - 安値:
当日の買レートの最安値です。
それぞれの言葉の意味はわかると思いますが、前日や当日の区切りがわかりにくいと思います。
DMMFXの取引時間
DMMFXでは米国のサマータイム制度に従って、取引時間が異なります。
・夏時間・冬時間の期間
夏時間 | 3月第2日曜日~11月第1日曜日 |
冬時間 | 11月第1日曜日~3月第2日曜日 |
・夏時間期間中の取引時間
営業日 | 取引時間 |
月 | 朝7:00~翌朝5:59 |
火~木 | 朝6:00~翌朝5:59 |
金 | 朝6:00~翌朝5:50 |
・冬時間期間中の取引時間
営業日 | 取引時間 |
月 | 朝7:00~翌朝6:59 |
火~木 | 朝7:00~翌朝6:59 |
金 | 朝7:00~翌朝6:50 |
なので、火~金曜日の前日と当日の区切りは夏時間期間中は朝6時、冬時間期間中は朝7時になります。
月曜日の場合は、前営業日の金曜日が前日扱いとなりますので、ご注意ください。
レート更新間隔の変更方法
ホーム画面の左上にあるメニューボタンをタップします。
メニュー画面が開きますので、下の方までスワイプしてください。
設定の中の「一般設定」をタップします。
※設定が展開されていない場合は、設定をタップすると展開します。
一般設定の一番下にあるレート更新間隔の「3秒」となっている秒数のボタンをタップします。
レート更新間隔の選択画面が開きます。
ここでは例として「1秒」をタップします。
設定を変更したら画面下にある「設定」ボタンを必ずタップしてください。
「設定」ボタンをタップせずに端末の戻るボタンなどで画面を移動してしまうと変更が反映されませんのでご注意ください。
参考:DMMFXバーチャルとは
DMMFXバーチャルとは、FX口座数国内第1位のDMMFXが提供するスマホ用デモトレードアプリです。
DMMFXバーチャルでは、仮想資産を使ってリアルタイムレート(現実に動いてる相場と同じレート)でデモトレード(仮想取引)を行うことができます。
しかもDMMFXの本取引スマホアプリと全く同じ操作画面を利用してトレードを行うことができます。(DMMFXバーチャルでは本取引はできません。)
自己資産を使わずして、実際のFXトレードをスマホで体験できるサービスです。
なお、2020年5月11日(月)から2020年6月9日(火)の間、DMMFX デモトレードユーザー向けにお得なキャンペーンが実施されます。
詳しくは下の記事をご覧ください。
DMMFXバーチャルのインストール、ユーザー登録、ログインの手順については、下の記事に詳しく説明していますので、読んでみてくださいね。
まとめ
今回はDMMFXスマホアプリのホーム画面とレート一覧画面について解説しました。
その他の画面についても順次解説記事を作成していきますので、お楽しみにお待ちください!
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